セルフケアと「男性」性

フェミニズム・男性学周辺に関心。立ち位置は、親でも反でもなく「中立」。

医療啓発的関心(3度目)?

自分には、「医療啓発」への関心が強い時期があった(過去形)。

が、コロナ禍で、その(特に日本社会に対する)「不可能性」を認識するあまり、「やる前に店じまい」してしまっていた。

しかし、この「フェミ男」ブログの範疇内ならやるのもありか、と再考できるようにもなった。

「医療啓発」単体では重荷(あるいは無理ゲー)でも、「フェミニズム男性学」学習・発信の一環なら、必要に応じて随時差し込んでいくことが可能だ。

 

自分は「医療」との距離が比較的近く、当事者性も高い。

コロナ禍でも、当然医療・衛生・ケア環境や政策全般に関して様々な思う部分もあった。

しかし、結局は世の人々同様、状況と政策の目まぐるしい推移に押し流されるのでせいいっぱいに終わってしまった、というのが実情だった。

 

もともとあった意識としては、「一般への医療的知識(制度・医学知識・データの見方考え方etc.全般)の啓発」という目的を持っていた。

だが、コロナ禍の政治と世間、医療ケア現場の喧騒で、虚しい幻想だと悟り、その意欲は殆ど消失していた。

また、「医療」現場サイドに立とうという気持ちもなくはなかったが、どうも医療者・医療機関側の「奴隷体質(不法な労働環境を積極的に改められず、やりがい搾取を是とか正義と見なす傾向)」が救えないと感じ、そうした義憤や正義感めいたものも次第に消えていったのだ。

 

とはいえ、知識・情報や問題意識は今も健在ではある。

今は、「医療」サイドに立つ立たないという視点や立ち位置からフラットな視点からアプローチしようと思っている。

が、では「どのような視点で、どこに向かって?」というのは見定められてはいない。

 

最近、コロナ政策の検証書を購入した。

差当りは、記憶をたどり返しつつ、徐々にそれらを振り返り、整理するところから立ち上げてみようか、といったところだ。