※同タイトルジュード・ロウ主演の「Eden」(2024)とは別作品なので注意。 一部ネタバレ注意。 誘拐した少女を隔離された地下収容施設に監禁し、デリバリーする売春組織から、1人の少女が脱出を試みる衝撃作。 Chong Kimの告発した実話に基づくという。 Eden (…
1980s初頭ゲイ・コミュニティにおけるAIDS発症・発見史を再現した、衝撃のドラマ。 様々な点で、非常にチャレンジしてくる映画だった。 まず、なぜこの映画に行きついたか、から軽く。 現在「現代音楽史」を追いかけているのだが、「プリンスが、性革命の旗…
ともかく公開期間を逃してはならないと。 言わずと知れた、ジャーナリスト伊藤詩織さん「Black Box」ドキュメンタリー映画化作品である。 感想を箇条書き風に整理した。 ・内容以前に、まず、本作が国内で公開に至ったということ。 安倍前首相の死、テレビメ…
「進次郎首相」路線の「絶望待機」をしていたが、意外にも高市新総裁選出の報。 議員票は大接戦のようだったが、地方票で巻き返した。 ギリギリで進次郎のスキャンダルが次々報じられたのが間に合ったようだ(無論党内「派閥力学」も何らか健在ではあったろう…
フジ第三者報告が公表された。 大部なので、まだちらりとしか読めてはいないが。 去年初、松本騒動を機に書いたブログではあったが、「第二次#日本版metooが起き、メディア界のクリーンナップが起こる」という予測は、かなり正確に推移したとも言える。 テレ…
(何も具体的なことが書けず、非常に抽象的な体験談に終始しています。読むことはあまり推奨しません。いずれかと言えば記録目的のため?) 昨日は、妙に面白いことがあった。 とある案件絡みだったのだが、プレゼン?めいた約束のある直前に、「横槍」(?)が…
最近やたら耳障りになってきたよく聞くフレーズは、「被害者に寄り添って」の類いの「寄り添う」という謎動詞だ。 どうも、メディアやら政治家が口にする印象が強い。 「誰もお前らに『寄り添え』とか頼んでないわ。そんなことより早よやるべき仕事せい」と…
トラウデンの自民党総裁選ポスターに関する発言は、正直センスしか感じなかったが、炎上していると聞いて失笑。 自分もポスターを見て、全く同じことしか感じなかった。 この発言を非難しようとする地平に、日本社会の「民度」(主にジェンダー目線)が端的…
当ブログには珍しく、ポエムというか、やや感傷的なニュアンスの記事となるかもしれないがご容赦願いたい。 こないだ、ある若い女性と話す機会があったのだが、その女性は、カップルでかなり厳しい経済環境にあるにもかかわらず、パートナーの男性を愛し生活…
何年か前は、「自分は逃げたのか?」という敗北感や罪悪感めいたものに支配されていた時期もあった気がするのだが、今となっては違った捉え方に転じたようだ。 「結果厨・プレゼン厨」の社会とか競争の方に問題があるわけで、どうしても一度、自分をそこから…
日本には、「国民的アニメ」と言われる、長い「歴史と伝統」を持つアニメシリーズがいくつもある。 うち、「日本社会に即した家族団らん」を描いたものとして、サザエさん、ちびまる子ちゃん、ドラえもん、クレヨンしんちゃんなどが挙げられる。 子ども時代…
最近は、ブログで、「男性ケア労働者に現場でケアされたことへの不満」を語る女性と、他方でそれを受けてさらにその女性たちへの不満(や怨嗟?)を語る男性(いわゆる「弱者男性」層とみられる)たちの記事というのをしばしば見かけるようになった。 「不毛…
(ネタバレ注意) コロナ禍で飲食店のパート仕事を何の前触れもなく解雇され、頼る先もなくホームレスになってしまった中年女性のストーリー。 前々、というより公開当初から気になりながら手を付けられないまま来ていたのを、連休で時間が出来たのでようやく…
以前に他垢ブログで書いた映画評「「山守親分」観の変化」や、以前書いた「なぜ日本人は「いい人・やさしさ」「美談化」に逃げるのか?」の、補完的な内容となる。 自分の狙いは、(現代学校教育への系譜へも連なる)「道徳」と、「儒教・儒学」が、どのように…
「一遍起った事は何時までも続くのさ。ただ色々な形に変るから、他にも自分にも解らなくなるだけの事さ」 漱石「道草」の一節。筆者は小説は読んでないが、印象的なこの一節だけは知っている。 主人公が、面倒な身内に手切れ金を払って縁が切れたと喜ぶ妻を…
先日、「国際女性デー」に合わせて、「選択的夫婦別姓」を求める集団提訴が行われたとの報道があった。 選択的夫婦別姓を求めて 長野県など男女12人が集団提訴 姓を変えるとキャリアが維持しにくい…【長野】(テレビ信州) - Yahoo!ニュース 夫婦別姓を求…
今村昌平監督、緒形拳主演作。傍らに倍賞美津子を配する豪華なラインナップとなっている。 (下記、一部ネタバレ注意) 明治期にアジアを股にかけた「女衒」(遊女手配師)、村岡伊平治の生涯を描く。 昭和基準までで言えば九州島原生れの「快男児」の歩みを見る…
自分は、歴史のカバー範囲は極めて広範なつもりだが、今さら、「女性史」は殆どタッチしてないのに気づいた。 なぜか。 「無興味・無関心」というより、正確には、これまでに「視点」がなく、スタンスを持てなかった、というべきだろう。 我ながら凄い(?)と…
文春の仕掛けにより、突如、松本は事実上の「退場」を迫られるに至っている。 今後は裁判闘争が見込まれるものの、どのような見通しとなっていくかは、事実関係解明の進捗とともに、今後の展開次第だろう。 事実関係自体が最重要なのは当然だが、(現状では…
前々から気にかかっていた、日本の労働組合(法)・労働運動史に取り組むことにした。 無論、「リアルの政治・社会・法(構造)の課題に正面から」取り組むためだ。 「北欧厨」と切り捨てる表現をしたのは、意図がはっきりとあるからだ。 社会学界隈では、もう20…
「人手不足が日本社会を崩壊」させている、ということが日々報じられるのみならず、経営・労働・消費のあらゆる局面で、各人が「当事者」として実感されるものにもなった。 まだ、完全な「人手不足の頂点」に達しているというほどではないにせよ、これからさ…
一応「モテ論」と付したが、別にいわゆる「モテ男子」でもない筆者がこれを論じるのも変な感じもある。 とはいえ「セックスプア」でもなく、「非モテ」属性という訳でもない。 以前も少し論じたことがあるが、「モテ/非モテ」という議論の仕方自体も、差別的…
このテーマを掲げておいて矛盾するが、自分はこの「国民性」への「憎悪」(感情)が強すぎ、冷静に論じ切ることが出来ない。 そこは所詮「科学者」にはなり切れない個人的気質的限界ともとれるし、自身も「情緒」に流されることに甘える「日本人」に型取られて…
日本社会のポルノ観(ここではAVを主軸に捉えている)というのは、非常に両極端に振れていると感じる。 自分は、ポルノを観る以外に、AVを撮ってみたいというアイデアがあった(それについても再論する)が、そうした発想自体も、その環境下では必ずしも論じやす…
自分には、「医療啓発」への関心が強い時期があった(過去形)。 が、コロナ禍で、その(特に日本社会に対する)「不可能性」を認識するあまり、「やる前に店じまい」してしまっていた。 しかし、この「フェミ男」ブログの範疇内ならやるのもありか、と再考で…
※性的な表現が含まれます。読む方は予めご注意願います。 今回は、セックスと「セルフケア」との関係について書きたい。 自分の場合、この数年は、セックスは恋愛とも結婚とも関係のない形で享受するようになった。 開始当初は「性欲」本位だったが、次第に…
フェミ文献を読み進めるに際しての一つの問題は、今なお残存するフロイト-ラカンの影響力である。 フェミニズムやその文献に当たるに際して、フロイト-ラカンの存在をどう捉えるべきか。 フロイトやラカンが、戦後思想や文芸において、多大な影響を持ってい…
※ポルノグラフィックな記述が目的ではなく、心理分析が目的の記事ですが、部分的にそのような内容に触れている部分があります。不快に思われる方は読まないよう予めお断りいたします。 セクシュアリティ探究の中では、様々なことを知った訳だが、「性欲」と…
「恋愛願望」の無さ?考 と一続きで、セックスとセクシュアリティについて若干書き留めておこう。 (驚いたことに、「セクシュアリティ」は日本語のwikiページが立っていなかった。 Human sexuality - Wikipedia 「性的志向」など、類似概念はあったが 性的…
「ミソジニー(女嫌い)か・「脱却」か?」に引き続いて、今回は「恋愛」願望(?)の有無に関して。 ※大前提として、自分はいわゆる「異性愛」(ヘテロ)対象である。 数年ほど前から、「恋愛」したい、という欲求も願望もないな、ということに気づいた。というよ…