#metoo運動の着火点となった、ハーヴェイ・ワインスタイン事件をめぐる、ニューヨーク・タイムズ記者と女性たちの苦闘の物語。 見ている最中は、観ているこちらもグルグルと色々な苦悩が内面に駆け巡っていたが、バシッと霧が晴れた瞬間が見えた。 自分自身…
自分は「ミソジニー(女嫌い)」だったのか?という自問というか疑問を持ったことがある。 確答の自信はないが、(ミソジニーだったとするなら)「脱却」したか、あるいは、「ミソジニーではない」と言えそうな出来事があった。 それは実際、あるいは当然とい…
先回の記事を書いた直後のタイムリーなこのニュース。 アイスランドは、「最も男女格差の低い社会」と認定されてるのに、なおかつさらに一部の業務に見られる格差を是正するために見せるこの気概。 日本の女性陣も、ただSNSで愚痴ってばかりいずやりゃいいん…
kindleコミックで、「ヤバマン」というコミックにハマっている。 何でもアリの「ヤバいマンション」の意味なのだが、そこに出てくる(住人以外もだが)男たちが、ともかくクズ夫・クズ男ばかりというのが特徴だ。 コロナ禍で在宅ワークが浸透するも、まるで…
kindle unlimitedのレコメンドから、岩波現代文庫に収録された上野千鶴子の初期の重要作が扱われていることを知った。 この機に、他のフェミニズム書と併せて本格的に再読意欲が高まっている。 学生時代も、上野千鶴子はちらちらと読んではいた。 ただ、学生…
最初に働いた職場で、そうした「仕事」があるな、と思った。 要は「汚れ仕事」だ。 上層部の恥部・秘部とかに関わる部分。 上層部に「小間使い」扱いされるようになるとか、会社の「奥」部分を覗けたりするのかもしれないが、「それは全然見たくもないし、関…
親族イベントの一環(?)で、親族の子と2人だけで1日ドライブをする家族サービスの日があった。 しかも対象は、中2女子(!)といういちばんの難関で、おまけに、今まで殆どきちんと話したことがないときている。 だが、実は共通基盤の大きい趣味があり、(向こう…
最近、このような身近な事例を見聞した。 数年前まで生活習慣病か何かで通院していたが、失業で無保険となり、通院を辞めてしまった中年男性(親と同居)。 結果、ごく最近、「ものが食べられず、歩くこともできない」という状況になり、ようやく救急車を呼…
「フェミニズム・男性学に対して中立」の記事の中でも触れたが、筆者の中には、ラディカルな実験的なアイデアはあっても、基本的には概して「中道」、それも「保守中道」寄りに当たると自己規定している。 「変える必要がある、変えなければ」という認識や危…
「リスク社会論」は、ウルリッヒ・ベックによって創始された、社会学の一分野だ。正確かつ網羅的に咀嚼したわけでも、専門家でもないが、ここで述べる趣旨も、基本的にはその「リスク社会論」に包摂されると考えてもらって構わない。 現代社会では、「不慮・…
たまにこの手の言説を弄する人がいて、昔から「退屈」だと感じていた。(単に「実存主義」と表現した。理論的に厳密じゃないかもしれないが便宜としては使いやすい) 「死」は誰にも訪れる、その点では「陳腐」な現象、あるいは事実だ。 だからこそ、「何でそ…
周囲の子育て愚痴を聞いていたら、「子どもの修学旅行でテーマパークに行くのだけれど、小遣いの相場が8万円(!)」と聞いて驚いた。 尤も、驚いているのは、(子育てをしてないだけでなく)単に世離れした生活をするようになったからに過ぎないだろうが。…
筆者は、高校~大学生前後までよく読んでいた漫画家が2人いる。 (誹謗中傷の意図はなく率直な感想を述べたいだけだが、そう取られるのを避けるため、記号表記のみとする。内容分かりづらい点はご容赦を) 両者とも、日本では殆ど誰でも知っているレベルの有…
筆者は最近、「現代アートとは?」という個人的問いを持って、たまに美術館などを巡ったりしている。 その解の一端として、「当事者の訴え(または社会・政治問題)の翻訳的表現」というものがある。 先の記事で、筆者は、「フェミニズム・男性学に対して中…
当ブログのIDは、femidanとしている。 「フェミ男」すなわち、「フェミニズム・男性学」から取ったものだ。 当然ながら、それらの知見への興味から取ったものに他ならない。 その一方で、では、「フェミニズムや男性学に対して、どのようなスタンスを取りた…
最近、chatGPTにそうした質問ばかりしていたら笑、すっかり馴染みになったのが、「セックスポジティブ」という用語だ。 無論、まだ概念を正確に理解している訳ではないので、ご注意&ご容赦を。 (詳しい方いたら、ツッコミや解説いただければ歓迎します) …
筆者らの世代は、「構造改革の申し子」「自己責任論の申し子」世代といっても過言ではない。 「自己責任論」というのは、今なお、日本社会や政治の公的な言説や政策としても、極めて根強く遺った考え方であると感じる。 筆者自身も、100%ではないが、その考…
取引先の、割と気の利く営業の若手社員がいたのだが、先月いっぱいで退職した。関連だが別業界に転職するという。 しかも、人件費高騰のあおりで欠員補充の見込みは当分なく、その上司が直接の担当になるという。 いい若者(というより取引先では唯一のまと…
(長文注意) 厨二病全開みたいなタイトルになった。 昔、筆者は、学生時代に、大学生ととある著名政治家とのオープンな対話イベントのようなものに参加したことがある。 その時その場で、筆者の知り合いの、割とイケイケの学生団体活動の指導者が、「今の生…
最近、割と身近な関係の老人(女性)が、自分の住む(都会に比べればまだコミュニティが密なはずの)過疎の地域からも見放される、という過程について詳しく聞くことができたので、それについて書きたい。 老人は、長く夫と2人暮らし(子は3人いるがいずれも遠…
最近、海外在住アラサー日本人女性のnoteのブログ記事で、「昔からの日本の友達のグループラインに、『子どもが産まれました』の報告をしたら、誰からも何のレスポンスもなくスルーされ、悲しかった」という趣旨の記事を読んだ。 この記事では、色々思うとこ…
「過去形」と書こうとしたが、いったん「完了形」に止めおくことにした。 政権の言い分より「少しだけ」感心したのは、下のインタビュー記事。 「対策しようがない」、止まらない過疎自治体のトップをしていただけのことはある、現実的な視点が含まれている…
「所詮、親なんて単なるサイフですよ」は、ホリエモンの、確かtube上の発言で、印象に残っている。 「確かに。当然だ」と思う一方で、片方で割り切れない自分自身もいる。 これが、「親ガチャ」にいら立つ親の気持ち(の一部)か、と初めて知った。 筆者は、人…
下記は1年ほど前に「親ガチャ」について別ブログで書いた記事だが、最近、やや別角度からの感想を抱くことがあった。明日はその記事を更新予定。 >>> 今でも使われているかわからないが、「産んでくれと頼んだわけじゃない」という反抗期の子どもが親に向け…
「SDGs」という総花的かつ社会動員的なスローガンについて、どう捉えるべきか、つらつらと思案する時期が続いたが、ようやくスタンスが見えた。 「SDGs」というのは、無論大真面目に信じている人もいるかもしれないが、「誰か」が「ある時点から急にこさえた…
※何らかの規制がかかって閲覧できなくなった場合はすいません。 あいみょんの「生きていたんだよな」という好きな歌がある。 この歌の「飛び降り者の勇気」を賛美している部分に、特に共感を覚える。 法的規制ができたのか詳しくは知らないし興味もないが、…
先日の長電話では、盲点を突かれる視点やトピックがいくつか出た。 非モテ(ではなく正確には「高齢DT」(差別用語なのかは未確認)が主要トピックなのだが。カミングアウトした著名な学者と、共通の古い知り合いが念頭にあった)は「ノーチャン」なのか、が彼の…
(閲覧注意) ※差別的な意図はないが、各種社会的な文脈は押さえた上でないため、結果的にそうなっている可能性はある。あくまで、知的な思考実験としての営みが目的となる。意見や批判等あれば歓迎する。「健常者」「身障者」という用語を用いているのだが、…
子育て世代の同僚女性(30代)の夫愚痴を聞いていたら、些細な点だが、「家父長制」論の落し穴に気づいた。 彼女は夫姑と同居で、夫は子どもの相手はできるが、他の家事はからきしということだった。面白いのが、箸の上げ下げではないが、「食後に食器を下げる…
歴史はかなり好きだが、近代日本政治史を通史で読もうとして、結構辟易した覚えがある。 当時はきちんと気付けた訳ではないが、絶えずジイさんばかりが入れ替わり立ち替わり出てくるだけの代わり映えのない(ホモソーシャルな)歴史に、ウンザリしたというのが…